【後編】少年野球 低学年が夢中になる練習メニュー10選

石投げを楽しむ野球少年

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見て!5連チャン成功!

夏の合宿の帰りに寄った川で、子どもたちが夢中になっていたのは野球じゃなくて水切りでした。平たい石を探しては、水面ギリギリを狙って投げる。誰が一番多く跳ねるかで大盛り上がり。

正直、その夢中さ、練習でだせよ・・・とか、思っていました。
でも、横で見ていて、ふと気づいたんです。あれ、これって結構いい投げ方してるなって。

肘の使い方とか、手首のスナップとか、本人たちは何も考えていないのに、自然と体が動いている感じでした。

その後の練習で、明らかに投げ方が変わっていた子もいて、ああ、こういうことなのかもしれないなと。教えなくても、勝手に身についていく瞬間ってあるんだなと感じた出来事でした。

低学年の指導において気付いたのは、こうした夢中になれるシーンを作ること。

ここからは、前編に続き、子どもたちの好奇心を爆発させる 練習メニューをお届けします。

石投げに夢中になったあの子たちのように、グラウンドを最高の遊び場に変えるヒントになれば幸いです。

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教え込みが野球嫌いを作る

監督から厳しく指導を受ける野球少年

当時の自分は、どちらかというと教えたくなるタイプでした。
フォームはこうした方がいいとか、もっとこう投げた方がいいんじゃないかとか。

でも今振り返ると、低学年のうちはそこまで細かく言わなくてもよかったのかなと思っています。

言いすぎていたかもしれません。

何これ、面白そう。
そうやって自分から動く時間の方が、よっぽど大事だった気がします。

練習をちゃんとやらせるより、遊びの中で勝手に覚えていく方が合っている子も多いんですよね。

いっさん
いっさん

上手くなって欲しい気持ちが強すぎて、遊び心を忘れていました。

飽きずに基礎が身につくメニュー

スローイングの練習をする野球少年

いろいろ試してきましたが、結果的に残ったのは、遊びっぽい練習でした。気づいたら体が動いている、みたいなものです。

いくつか印象に残っているものを紹介します。

⑥ しっぽ取りダッシュ(走力・アジリティ)

タオルをズボンに挟んで鬼ごっこ。

ただ走っているだけなんですが、急に方向を変えたり、相手を見ながら動いたり。これ、守備とか走塁の動きにそのままつながっていたな と後から感じました。

⑦ ケン・ケン スロー(体重移動)

片足でケンケンしながら投げるだけ。

体重移動とか言葉で説明してもなかなか伝わらないんですが、これをやると自然とそれっぽくなるんですよね。最初は遊び感覚でしたが、意外と効果ありました。

⑧ コーンすり抜けドリブル(グラブさばき)

コーンの間をボールを転がしながら進むやつです。

姿勢を低くしたり、ボールを前で扱う感覚が、気づいたら身についていました。本人たちはただ楽しんでるだけなんですけどね。

⑨ だるまさんが転んだ走塁(判断力)

振り返ったら止まる、牽制っぽい動きをしたら戻る。

これも遊びなんですが、判断する力とか、戻るタイミングとか、意外と大事な動きが詰まっていました。

⑩ シャトル打ち競争(ミート力)

バドミントンのシャトルを打つやつです。

普通のボールよりスピードが落ちるので、ちゃんと当てないと飛ばないんですよね。力任せじゃなくて、当てる感覚を掴むにはちょうどよかったです。

いっさん
いっさん

楽しむことが一番!自然と夢中になりますよね。

子どもがハマるやり方

監督からアドバイスを受けて自信がつく野球少年

同じメニューでも、やり方で全然変わります。これは正直、何度も失敗しました。

ちょっと大げさに褒める
これも最初は照れくさかったんですが、やってみると全然違いました。
ちょっとしたことでも、すごいじゃん!って言うと、次もやろうとするんですよね。
結果じゃなくて、やったことを見てあげる。これが一番大きかった気がします。

説明は短く
最初はちゃんと教えようとして、つい長く話してました。
でも、途中から誰も聞いていないんですよね。今思えば当たり前なんですが・・・
それよりも、とりあえずやらせてみる。
ルールだけ伝えて、あとは動かす。その方が全然うまくいきました。

待ち時間を減らす
並んで待つ時間が長いと、すぐ飽きます。
砂いじりが始まったり、違う遊びになったり・・・なので人数を分けたり、同時に動かしたりします。
これだけで、雰囲気がかなり変わりました。

いっさん
いっさん

子どもを退屈にさせない。指導者の工夫が必要ですね。

大人は少し引いた方がうまくいく

家族と笑う野球少年

いろいろやってきて思うのは、大人が前に出すぎない方がうまくいくことも多いということです。

教えるより、場を作る。

一緒に遊ぶくらいの距離感の方が、子どもは自然と動いていました。

結局は、低学年のうちは、今日楽しかったって言って帰ってくるかどうか。そこが一番大事だったなと今は思います。

ちゃんと練習させなきゃ、と思っていた時期もありましたが、楽しんでいる時の方が、結果的に伸びていました。

あの時、もう少し任せてあげてもよかったなと感じることもあります。

全部うまくやるのは難しいですが、一つでも取り入れるだけで、雰囲気は変わると思います。

明日の練習が、少しでも楽しみになる時間になりますように。

一球への想い、共に。

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