【失敗しない】少年野球チームの選び方は?気を付ける最重要ポイント

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子供が「少年野球に入部したい!」

そう話があったとき、野球経験があるお父さんならきっと喜ぶことだと思います。

早速、「グローブとバットを買いに行こう」って話が弾みそうですよね。

実は、私もそうでした。

一方で、野球経験のないお父さんは、様々な不安が頭をよぎるかもしれません

お父さん
パパ

野球のことを全く知らないけど、どんなチームを選べばいいの?

お父さん
とうちゃん

野球人口も減ってるし、厳しいチームばかりじゃない?

お父さん
お父さん

子供が楽しく野球が出来るのだろうか?

と思ってる方へ、私が実際に経験したことをふまえ、チーム選びで気を付けてほしい最重要ポイントを説明していきます。

本記事の内容
  • 強いチームが良いチームとは限らない
  • 避けるべきチームとは
  • 子供の楽しさにも段階がある

この記事を書く私は、息子とともに汗を流し、全国中学野球大会優勝の喜びを得ることができました。

本記事の執筆者
issan5

少年野球の実状を知っておけば、こんなはずじゃなかった・・・とトラブルになるのも防げます。
親子にとって最適の環境を選ぶこともできます。

子供さんがやる気を出している今が肝心です!
ぜひ参考にしてみてください。

なぜチームが強いのかを分析し、子供の未来を最重視しているチームを選ぶことが最も重要です。

少年野球チームの選び方を今すぐ見る

少年野球とは

Balls and spikes

少年野球とは、一般的に小学生が軟式ボールを使って行う野球のことを言います。

一方で、全日本軟式野球連盟では小学生の野球を「学童野球」、中学生の野球を「少年野球」と定められていて、認識に違いがあります。

また、小学生でも硬式ボールを使ったリトルリーグやボーイズリーグなどがあり、軟式ボールか?硬式ボールか?チームを選ぶうえで重要な選択肢になります。

※ このブログでは、小学生がする野球のことを「少年野球」としてお話します。

軟式ボールとは、ゴム製のボールで、中身は空洞になっています。
硬式ボールとは、一番の中心にコルクがはいっていて、次にゴム、毛糸や綿糸で覆い、最後に革で包まれています。

チームの方針から子供の未来が見える

Scorebook

チームの方針は大きくわけて3つに分かれます。

  • 勝ちにこだわる
  • 楽しさを最重視
  • 方針があやふや

「勝ちにこだわる」ということは、必ずしも悪いことではありません。

勝利から生まれる楽しさ嬉しさがあることも理解できます。

ただ、野球の楽しさを感じたことがない子供はどうでしょう?

「なぜ、こんな厳しい練習をしているんだろう?」と疑問を持つかもしれません。

ハルト
ハルト

「なぜ、監督は怒っているのかなぁ?わからないよ…」

時代が違うのかもしれませんが、私が子供の頃は放課後に野球をし、「ホームランを打った!」「エラーして負けた・・・」など、さまざまな経験をし、楽しさを覚えたから、野球を続けることができました。

いっさん
いっさん

子供も大人も、何か新しいことを始め、続け、成長するには必ず楽しさが必要です。

つまり、チームが何を一番大切にしているのか?を見極めることが、子供の未来への重要なポイントとなってきます。

強いチームが良いチームとは限らない

Strong team

本当に良いチームとは、子供たちの成長を一番に考えるチームです。

強いチームは指導者ファースト子供ファーストの2パターンに分かれます。

指導者ファーストのチームは、勝ちにこだわるため、子供の気持ちが置き去りになる傾向があり
子供ファーストのチームは、指導者が子供の未来を最優先に考え取り組んでいます。

では、2パターンのチームにどのような違いがあるのでしょうか?

指導者ファーストチームの特徴

まず、指導者ファーストのチームの特徴を見ていきます。

指導者ファーストのチームは「勝つ=子供たちの野球人生にベスト」と勘違いしている指導者が多いです。

だから、試合はお決まりの戦術が多くなります。

確かに勝つためには堅実な作戦も重要で、ここぞの大一番で使うことは理解できます。

ですが、ここで一番問題なのは、ワンパターン化された戦術でしか戦っていないことです

毎回毎回、ロボットのように同じ指示しかされない子供たちは自分で考える機会を失います
同じことの繰り返しで達成感も少ないですよね。
当然、楽しくもないです。

いっさん
いっさん

自分で考え、想像し、チャレンジすることが大切です。

強いチームではありますが、子供の未来が見えてきません

子供ファーストチームの特徴

次に子供ファーストのチームの特徴を見ていきます。

子供ファーストのチームは子供を思いやることを一番に考えます。

だから指導者は「どうすれば子供がうまくなるか?」「どうすれば子供が成長するか?」「どうすれば子供が楽しむか?」を常に重視しています。

ウォーミングアップの例をみてみましょう。

「グランドを5分間走れ!」と「鬼ごっこを5分間~ 鬼から逃げきれた人はおやつね!」とでは、どちらが子供たちの笑顔が見れるでしょうか?

いっさん
いっさん

小学生なら、間違いなく鬼ごっこですよね。楽しいですから。

実は鬼ごっこには他にも効果があり、後ろを見ながら鬼から逃げる走りは外野フライの追い方に、鬼を交わすステップは俊敏性に繋がっています。

また、みんなで作戦を立てて逃げることは、チームワークの向上に役立ちます。

指導者の意図が感じられますよね。

もう一つ、子供ファーストチームの練習をみてみましょう。

初心者や小学校低学年の子供たちは柔らかいボールで練習をはじめます。

これは、ボールへの恐怖心を与えないこと体に当たったときのケガを防ぐ配慮があるんです。

最初に恐怖心が生まれると基本であるキャッチボール、醍醐味であるバッティングと様々なプレーに影響を及ぼし、上達スピードが遅くなってしまうからです。

思いやりを感じますよね。

  • 子供たちを主体に考えることで、楽しさが生まれ、野球がうまくなる。
  • 野球がうまくなるから、試合にも勝って、強いチームになる。
  • 強いチームだから、子供たちが集まってくる。
  • そして、集まった子供たちが野球を楽しむ。

子供の未来が見える、本当に強いチームの姿です。

避けるべきチームとは

Ground and ball

指導者の自己満足で野球をしているチームは避けるべきです。

野球は出来るだけ多く点を取り、相手になるべく点を与えないスポーツで、点を取らなければ、良くて引き分け、勝つことはできません。

だからといって、ワンパターンな作戦には納得できません。

少しだけ戦術の話をします。

  1. 一塁にランナーが出れば、すぐに盗塁して、ノーアウトランナー二塁にする。
  2. 次にバッターは送りバンドをして、ワンアウトランナー三塁にする。
  3. 次のバッターにはゴロを打つように指示を出し、一点を取る。もしくはスクイズをして、得点を入れる。
いっさん
いっさん

野球用語が分からない場合は野球用語集で確認してくださいね!

こういった、お決まりの方程式のような攻撃ばかりして、勝とうとする指導者がいます。

プレイヤーとして考えてみて下さい。

達成感あります? こんな攻撃・・・
楽しいです? こんな野球・・・

思い切り打って、全力で駆け抜ける。

外野に大きいフライを打つ。時にはランニングホームランになるかもしれない。

考えてみたら、ハラハラしますよね。爽快感がありますよね。

本来、野球の楽しさはココなんです。

でも、先程の作戦を振り返ってみて下さい。

バントをする選手、ゴロを打つ選手、少なくとも子供2人ハラハラ感を消し去っているんです。

注意する点には続きがあって、こういう指導者は誰かがミスをした場合、かなりの確率で怒こります

罵声をあびせたり、時には体罰をしたり、信じられない指導を行っているところを私は何度も見ています。

いっさん
いっさん

私も審判の動きが分からなくて、怒られました・・・

つまり、指導者の感情が表にでてきてるんです

はっきりいって、指導者の自己満足だけで、子供の気持ちを理解していません。

もう、悲しい光景は見たくありません!

避けてほしいチームの特徴です。

子供の楽しさにも段階がある

Kids to enjoy

初めはできないことが多いので、楽しさが少ないかもしれません。

だから、できたことから誉めることが大切です。

小さい子供は大人と比べ体力がありません。集中力も続きません。

当然なんです。まだ、成長段階ですから・・・

体力なかったり、集中力が続かないと楽しくありません。

ただ、逆の考え方もできます

  • 楽しかったら、夢中になって走り回る。
  • 結果、体力がつく。
  • 体力がつくから、たくさん練習できるようになり、新しいことができるようになる。
  • 達成感が生まれ、どんどん楽しくなってくる
体力の増加とともに、出来ることが段階的に増えてくるんです。
だからこそ、指導者が「野球は楽しい!」と思わせる環境作りが大切になります。

体力づくりで知っててほしいこと

今の子供たちは、昔と比べて平均的に基礎体力が劣っています。

遊ぶ場所がなかったり、両親も仕事で忙しかったり、スマホで楽しんだりして、外で遊ぶ機会が少ないです。

だから、小さい頃は運動能力を上げることが一番の課題になります。

いっさん
いっさん

スマホって大人でも面白いから、仕方がないです。だから親子でルールを作り、お互いが守ることが必要です。

そして、あわせて取り組んでほしいことは神経系のトレーニングです。

神経系は小学生の間に固まると言われています。
それまでにやらなかったものは、それ以上の年齢になって始めても、できないことが多くなります

例えば、小学時代にサッカーをしてた子供が中学になって野球を始めるとします。

これまでは、足を使ってボールを蹴る競技から、腕を使ってボールを投げる競技になるわけです。

走ることは今まで通りできますが、腕を回すという動作をしてないため、上手く投げれないことがあります。

だから、小学生の間は野球の動きだけに限定せず、様々な動きのトレーニングをすることが重要です。

いっさん
いっさん

私の子供は2人とも水泳をしていました。全身運動なので体力も向上します。オススメです。

子供とともに成長できる

Two children

負けても楽しいと思うことがあるかもしれません。

決して悪いわけではないですが、スポーツは最終的に勝利を追求します。

勝ちたいと思うから悔しさが生まれ、負けると涙があふれるものです。

ただ、勝ちたいと思う気持ちの前に楽しさが存在します。

楽しさは必要です。

楽しくないのに、やり続けることは義務になってしまうんですね・・・

だからこそ、
子供ファースト方針で、
勝利重ねているチーム
を選ぶべきです。

そして、いつの日か、子供の成長した姿に喜びを感じるときが必ずきます。

子供と一緒に成長しましょう!

一球への想い、共に

ダグアウトーク

私の息子は一つ上の子供からお誘いを受け、野球を始めました。
後から知ったのですが、入部者一人に対し、500円のお小遣いがでたとのこと(笑)
形はどうであれ、野球に出会えたことに感謝してます!

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